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実録浮気調査|旦那が離婚を急いだ理由!?

初めましてあおしぐれ探偵事務所の太田です。いつも探偵横浜ブログを読んでいただきありがとうございます。私はこのブログを見ていただけた皆様が、どんなことを思ったかを教えて欲しいと思っています。お手数でなければコメントもおながい致します。では最後までお読みくださればと存じます。

 

一生解決しない問題を抱えることになった夫婦がいます。この先どうなるのか誰にもわかりません。私が経験した浮気調査の中でも最悪の部類に入るでしょう。そしてこの依頼者さんが私に言われた言葉が今でも私の心に残っています。その言葉は

 

「私は不倫のニュースやドラマを見る度に『この奥さんが可愛そう、旦那さんが可哀想だ』と言っていましたが、どこか他人事でした。でもあの時に可哀想だと私が言ってた人達って今の私のことなんですよね」

 

なんか深いんですよね。私たちはどこか、世の中の不幸を他人事として生きていますが、実際は明日は我が身なんですよね。

 

それでは、今宵も浮気調査探偵きゆうが語る、不倫愛憎劇をお楽しみください。

 

依頼者さんは専業主婦の35歳女性で、旦那さんとの間に3人のお子さんがいて、1番上の子が女の子小学校1年。その下が男の子で幼稚園。そして2歳になる娘がいる。浮気調査の対象者は依頼者の旦那さんで37歳会社員。

 

この依頼は私の探偵事務所に勤めていた元調査員から、「学生時代からの友人が旦那の不倫で困っていて、助けてもらえないか」と連絡が来たんです。それですぐに依頼者さんに会いに行って事情を聞いたんですね。

 

そのお困りの内容は、旦那さんから離婚を迫られている。そして離婚理由が些細なことと、自分にだけではなく最近は子供にも怒鳴りつけたり、無視をするようになった。昔から仕事が遅くなって会社の仮眠室に泊まり帰ってこないことも多い。帰りが遅くなることが当たり前の仕事だから浮気を完全に確信しているわけではないが、妙な噂を近所のご夫婦から聞いた。

 

そのご夫婦とは同じマンションで、子供が同じ幼稚園に通っていることから知り合いになり、今ではお友達として夫婦で飲みに行ったりする仲なんです。でも私は子供が3人もいるので飲みにはあまり参加しないで、旦那だけがそのご夫婦と外に飲みに行くことが多かったです。旦那どうしで飲みに行くこともありましたね。

 

それで、この前、子供が幼稚園に行ってる間にそのご夫婦の奥さんとファミレスに行ったんです。そしたら「今、〇〇ちゃん。離婚を迫られているでしょ。あのね言い辛いんだけど、私の旦那が聞いたんだって、なんかね旦那さん浮気をしているみたいだよ」

 

そう言われて、確かに夜遅く帰ることの方が多くなったし、、でもそれは結婚当初からもあった。もしかして残業が嘘なのか。私と離婚をしたいって並べ立てた理由は全部嘘で、女がいるのか。そう考えて浮気調査を依頼することにしました。でもお金が無くて、料金はとりあえず兄が全額貸してくれることになってますので、お見積もりしていただけますか。ってね。

 

 

それで、徒歩尾行のみの調査で50万円ぐらいのお見積もりを出しました。車を所持してはいるけど、仕事の日は必ず徒歩で出勤するとのこと、休日は出かけることが少ないとのことで、旦那さんの出勤日のみ、車両なし4日間調査。旦那の怪しい日がわからないのと、残業は本当に多いみたいで、空振りも考慮して、4日間で1回撮れればいいという感じですね。

そして実際に浮気調査を開始。旦那さんが朝出勤する所を確認した後に、退勤時間に合わせて会社前からスタートです。

 

そしたら最初の2回はハズレ。21時~22時ぐらいに出てきて真っ直ぐ帰宅という空振りです。

 

でも3日目、明日は休みという日に、旦那さんは、18時30分ごろ出てきました。これはなんかある。ご主人は普段でも21時前に帰ることは最近はないそうなので、何処かに行く可能性は高い。そう思いながら尾行を開始しました。

 

そしたら会社の最寄り駅前で、すぐに女性と合流したんです。その時の写真がこちら。ここから先は状況に合わせて実際の調査写真を動画の背景に出していきますので、今回はラジオがわりに聞くのではなく、画面を見ながら聞いていただけばと思います。

 

それですぐに2人は電車に乗って繁華街へ移動。

 

飲食店に入りました。3時間後に出てきた2人は最寄駅で一旦は別れました。そして私は女性を尾行して家を確かめようしとしたんです。駅のホームで、1人電車を待つ女性。スマホを操作しているんですが、電車が来ても乗らずに、また駅の改札の方に戻ったんです。

 

 

そしたらそこに旦那さんもいまして、2人はまた合流したんです。LINEかなんかのやり取りで、なんかあったんだと思います。

というのも、2人が再び合流して、何やら話していると、女性が泣き出したんです。その写真がこちら。

 

それでしばらくは改札前で話してたのですが、しばらくすると改札また出て、駅の外の広場的な場所の目立たない所に座り込んだんです。

 

そこから1時間以上も話し合っていて、全然動か無い。何か重い話をしているというか、旦那さんから別れ話をしているようにも思えたんです。

でも、離婚をしたいと言っている旦那さんが浮気相手と別れる理由がわからない。そんなことを考えてたら2人が動きだして、駅に向かったんです。さっきは改札を通過したら別々のホームに向かったんですが今度は同じホーム、同じ電車に乗りました。

 

そしてとある駅で降りて、2人はラブホに入りました。そして朝まで出てきませんでした。

 

 

そして2人はカフェによってモーニングコーヒーを楽しんだ後に駅でバイバイしたんです。

 

そして私は依頼者さんに報告。浮気相手の女の家まで尾行するから、よろしくお願いします。というのも泊まりの調査は2日分になるので、4日間の調査がこれで終わりという報告です。

 

だけど、浮気の証拠が1回じゃ弱い。継続性がないから。だから依頼者さんはここからさらに2日間延長したんです。

 

ここからがこの浮気調査のやばい段階に入ります。みなさんビール、ワイン、コーヒー片手にお読みください。

 

延長の調査をどうするか依頼者さんと相談したら、依頼者さんが「実は、また浮気を教えてくれた奥さんに聞いたら、どうやら旦那がよく行く居酒屋の女性店員が相手なんじゃないかって言われて、お店を教わりました。このお店に見に行ってくれませんか。女がもしいたら、色々聞いて欲しいことがありまして」ってね。

いつからのお付き合いなのか、とか女の名前とか、居酒屋がメインの職場なのかなどなどです。太田はこういうの得意なんですね。てゆーか1番好きな仕事。元バーテンダーの口を動かす系の仕事は得意。特に夜のお酒の席なら抜群に得意。そしてここでは私がマジシャンであることがかなり役に立つのです。マジシャンがどんな風に役に立つのかって思いました?では続きをお聞きください。

 

その居酒屋についた私ともう1人の調査員はまず、店の外から女がいないかを確認したんです。でもよく見えな。カウンターで働く人はよく見えるつくりなんですが、ホールスタッフは全然見えない。ということで、早速店内に。

 

そして、ビールを注文。そしたら、いた~いました~。でもホールスタッフは3人ぐらいいて、浮気相手の女性に話しかけれるタイミングを探すんです。で、浮気相手の女性が私の席近くを通る度に「すいません。ビールください」というのを繰り返して、軽く会話もして警戒心を解く。

 

5杯ぐらい飲めば、酔っ払いのお客さんとなり、多少のすけべな質問も自然に聞けるようになるんですね。「オネェさん彼氏いるの」とかね。

 

さらに、ここで、テーブルマジックを開始。調査員に大きなリアクションを取るように要求します。そうすると隣や隣のテーブルのお客さんが気になり出して、一緒に見るようになるんです。そこで、私はマジックを他のお客さんにも見せていきます。

 

そうなると、従業員も見たいと気になり始めてくるんですね。この作戦は成功率80%超えます。そして浮気相手の女性を呼び止めてカードマジック。1枚引かせて名前を書いてください。ってやつ。みなさんもテレビで見たことありませんか?

 

これで、名前をゲット。漢字で書いてもらうのがポイント!そしてカードに書いた名前当てのマジックから開始すれば、漢字で書かせたことの不自然さをなくすことができるのです。どうやって当てるのかって気になります?内緒です(*≧∀≦*)

 

そしてうまくマジックをこなしたんですが、この時、私はとんでもないことに気がつきます。

 

浮気相手の女性は確かにぽっちゃり系の女子なんですが、お腹の膨らみが、それとは違うように見えたんです。

 

そこで、酔っ払いのフリしてマジック見せての仲良し作戦が成功している私は、「違ったら失礼だけどお腹大きいよね」って

 

そしたら。笑顔で「はい。もう6ヶ月です」

 

パニックタイムに突入。そこまでは考えてなかったから、この後、どの情報を引き出すべきかを、ビール5杯の脳みそフル回転。

 

で、私が最善と思って聞いたことは

 

「なんだ~結婚してるのか~」でした。そしたら「結婚はまだなんです」って返答。行けると思った私は。

 

「彼氏とはどれくらいの付き合いなの」そしたら「1年過ぎました」「結婚するんでしょ。初婚」

 

「いえ。2人ともバツイチでお互いに別の相手との子供がいます」お前もバツイチ子持ちかいって心の中でツッコミを入れました。

 

「それは大変だね。仕事はこの居酒屋だけ?彼氏とは一緒には住んでるの」

 

「まだなんですけど7月から新居に引っ越すのでそこからは一緒に住みます。仕事は昼職で金融系です」

 

だって。ちなみにこの時は6月の下旬です。つまりもう同棲開始のカウントダウンは始まってます。だからすぐに今の彼女の家から彼女を尾行したら保険屋さんでしたね。万が一、新しい家がわからなかった場合の保険のために。

はい。つまりこの調査の浮気旦那さんが離婚を迫った理由は、浮気相手の女が妊娠したので、結婚するために、離婚をしたい。

 

ということ~でした。

 

ちなみにご存知のかたもいるかもしれませんが、6ヶ月は日本の法律で下すことはできません。なので、事故的なことがない限りは生まれてくることは確定してます。

 

そして、居酒屋を出た私は、今の話を依頼者さんにしました。

 

そして次の調査はまた7月に入ってから旦那さんを尾行。新居を突き止めました。その時の写真はこちら。もう焦っても生まれてくることは確定してますので、4月に入るまで待ったんですね。

 

そして、また延長で、そこのマンションの出入りとお泊まりを2回証拠といて撮りました。そのうちの1回は女が自分の娘と昼間にスーパーですき焼きの具材を買ってたんです。それを依頼者さんに伝えたら「旦那はすき焼きが大好きです」ってね。新居のお祝いに旦那さんの大好物のすき焼きで祝ったんでしょうね。女は娘さんと一緒に新しいマンションに住んでいて、そこに単身で旦那さんが来るって感じでしたね。

 

でも4月から同棲すると言ってたんですが、旦那さんは依頼者さんの家にもまだ帰ってたんです。何かがおかしい。って思ってたんですね。

 

はい。十分な証拠が集まったので、弁護士を紹介して、ここからいよいよ攻撃開始ってなったんです。

 

そしたら、まあ慰謝料も支払うけど、職場にだけは言わないでくれって。そして当然子供は認知してもらう。認知だと養育費の支払いが認められますからね。

子供に罪はないと依頼者さんも認知を認めたそうです。

 

旦那はというと、「別れようとはしたが、子供ができてしまって、できなかった。自分でもどうしていいかわからなかった」と依頼者さんに言われたそうです。

 

依頼者さんは許してなのか諦めてなのかはわかりませんが、現在もこの旦那さんと結婚生活を続けています。

 

そして、依頼者さんは一つだけ浮気された理由に思い当たることがあると、私に言われました。

「旦那が車を新しく買い替えたい。中古でいいからって私に相談したときに、そんなお金の使い方するなら娘に習い事をさせてあげたいから」と言って要求を却下しました。その時旦那は「俺は何もかも全て諦めて我慢していかなきゃいけないんだね」って言って。私はそれを聞き流してしまいました。だそうです。ちなみにそのお金で本当に娘にバレエダンス始めさせたそうです。

 

私はそれを聞いて、旦那さんの車はどこに停まってますかって聞いたんです。見に行ったら塗装も色褪せたずいぶん古い車が停めてありました。

 

以上です。みなさんはどう感じましたか?何か感じていただけましたか?